小さく穏やかな暮らし

HSP司書の読んだ本、買ったもの、考えたこと

好きなものに気がついたきっかけ

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こんにちは。

この歳(30代)になっても自分のことってよくわからない…と就活期の大学生のようなことを思っているわたしです。

というかずっとそんな人生。わかったような気になる期がちょいちょい来るだけで。

 

ところでわたしはカラオケが好きなんですが、歌うのが好きだと気がついたのは中学2年生(14歳)のことでした。

あの頃って何かあるとカラオケだカラオケだって集まってた気がします。

そして集まったわりにみんな思春期なのでとにかく恥ずかしいし自分がいちばんに歌うのはちょっと………ってみんなマイクを押し付け合う時間がありますね。あるんです。

今やってる超おすすめドラマ『ブラッシュアップライフ』でもカラオケのシーンがありブチ上がりましたね。入室してすぐ歌い出さない俳優さんたちに「え!!!早く歌わないと時間来ちゃうよ?!?!」と騒いでいたけど届きませんでしたね(当たり前)。

www.ntv.co.jp

わたしはめちゃくちゃ文系だし(?)普段そういう時は目を伏せて時が過ぎるのを待つタイプなんだけれど、その時は「誰も歌う人いないの?…じゃあわたし歌うよ」ってマイクを受け取ったわけです。

自分が一番びっくりした。びっくりしつつも歌いたい気持ちを止められなかった。

一番大きい部屋にクラスメイトが20〜30人くらいいたと思う。あんなにたくさんの人の前で歌ったのは後にも先にもあれっきりだったけれど、マイク持ってイントロ聴いてる時点でめちゃくちゃ楽しくなっちゃってましたね。

断っておくと、そんなに歌は上手い方ではないです(書いてて悲しい。もっとうまくなりたい)。

だけど歌うのが楽しい。誰になんて思われても別にいい。とにかく楽しい!!!!という、普段のわたしからは考えられない強強(つよつよ)メンタルでした。

その時です。わたし、歌うの好きなんだ……!と気がついたのは。

大人になった今も1人でカラオケに行くのとか全然抵抗ないです。コロナになってから行けていないけど………!!(悲)

よい時代になったので、今は家でカラオケアプリで気の向くままに歌っています。ポケカラとJOYSOUNDがお気に入り。JOYSOUNDは広告を見れば高音質で1日3曲無料で歌えるのでおすすめです。

www.joysound.com

www.pokekara.com

アレ?でも合唱とかは?学校でよくやると思うけど、その時は歌好きだと思わなかったの?と思われたあなた。鋭い。

わたし地声が低いんです(書いてて悲しい)(本日2回目)。だから音楽の先生に無条件でアルトパートに振り分けられてしまったんです。

地声が低いんだから歌声も低いでしょ、と思いますよね。

違うんです。歌声めっちゃ高い。自分で引くくらい。もはや別の人の声。

大学生の時、例に漏れずゼミのみんなでカラオケへ行ったのですが、わたしが歌うと「誰かと思った」「普段と全然声が違う」などと言われたものです。地声がこっちなら良かったとさえ思う。喋り声がかわいい子って憧れるよね。

そういうわけでわたしは歌わない限り高い声は出ないんですけど、歌えば高い声なんです。

そんなやつがアルトパート。

歌うのが苦しい………。無理して低い声出してるのですから当たり前ですね。

ソプラノで主旋律を楽しそうに歌うかわい子ちゃんたちがすごくすごくうらやましかった。

え?先生にソプラノパートへ変えてもらえばって?

自分でも驚くことに、この時まだ自分の歌声が高いと気がついていないのですよ……。

だから先生への交渉なんて思いつきもしないわけです。自分のことを知らないって怖いですねえ(ものすごい勢いで今の自分に突き刺さってくるブーメラン)。

 

あとですね、合唱ってみんなとのハーモニーというか、バランスって大切じゃないですか。

1人だけデカい声で歌ってちゃダメなわけです。

だけどわたしは気をつけないと声が1人だけ飛び出しちゃう(?)タイプなんです(これは父譲り)。だからものすごく気を遣って声を抑えて歌う。出しにくい低い声で。

当然何も楽しくないですよね。書いててそう思う。なので合唱で「歌うの楽しい」とは思えなかったんです。

そこへ来てカラオケですよ。

1人で歌える!好きな曲を!何曲でも!低音パートとかない!防音だから大きい声でも大丈夫!

はい。好きになっちゃいますね。

 

ところでわたしにはもう20年くらい推してる推しがいるんですが、これについて書き出すと止まらなくなってしまうし卒論くらい長くなってしまう(確かわたしの卒論は6万字くらいだったと思います。うろ覚えですが)ので、今回は泣く泣く割愛します。

でも推しの歌をカラオケでしみじみと、ノリノリで、しっとりと、ブチ上げつつ歌うのは本当に楽しい。カラオケで退屈だと思ったことはないです。歌いたい曲をリストにして持参し、歌いつつ次の曲を予約。繰り返し。でずっと歌える。喉が続く限り。

 

少しだけ補足を。

先ほど「歌わない限り高い声は出ない」と書きましたが、裏声は別です。子どものために絵本の読み聞かせをする時は低い声から高い声まで自在に使い分けています。登場人物ごとに自分でもびっくりするくらいいろんな声が出せますが、恥ずかしすぎるので絶対外ではできない。図書館に勤めてた時はそれを出して引かれてしまうことを恐れ、すっごく控えめに読み聞かせしてました。つまんねえやつだなあ(チコちゃん)。

 

これだけ声のことを書いたので、そろそろ音声配信もやりたいなあと思っています。だけどまだブログを書くだけでおなかいっぱいの日々。

音声配信を始める際にはまたブログでお知らせしますので、その時はどうぞよろしくお願いします。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。また明日のブログでお会いしましょう!